夫が浮気した。

というより、寝取られた。

相手は私の妹、なんでも、半ば強引に迫られて犯されたらしい。

妹が夫に犯されたんじゃなく、夫が妹に犯された。

妹は酔った拍子でなんて、おちゃらけて、夫は顔面蒼白。

そのことが原因で夫婦生活に軋轢を生じた。

それから一週間、妹とは仲直りしたものの、夫とは気まずい空気のままで今日を迎えた。

そして今夜、私は夫に罰を与えることにした。

 

ぱんっ、薄暗い寝室に小気味のいい音が響く。

「うっ・・・」

左の頬に衝撃を感じ、礼二は目を覚ます。

「痛い・・・なんだ?」

きーんと鳴り響く耳鳴り、ジンジンと痛む頬、彼はとりあえず電気を付けようと身を起こそうとした。

「えっ、なんだこれ?」

身体が動かない。両手両足に感じる違和感。

そこではじめて、礼二は大の字の恰好で四肢を縛られ、自分がベットに拘束されていることに気付いた。

なんだ、強盗か!?

礼二は慌てふためき、周りを見渡す。

「目が覚めたようね」

声のした方に目をやる。

彼の妻、小枝子が一糸まとわぬ姿でそこにいた。

「小枝子・・・、これはいったい・・・」

「お仕置きよ」

「え?」

小枝子は困り顔の夫を尻目に裁縫箱を手に取り、何やら準備を始めた。

「小枝子、お仕置きって、いったいそれをなんに使うんだ?」

数十本ものマチバリが突き立てられた針山を、そのうちの一本を右手で引き抜き、先端をぺろり舐める小枝子。

「さっ、小枝子・・・」

彼女はうなだれた夫のペニスを左手に取り数回しごくと、亀頭を咥えた。

「あっ」

じゅっじゅっと、肉厚な唇で夫のペニスを刺激する。

彼女の暖かな口の中で、彼のペニスは瞬く間に勃起した。

「ちゅぱっ・・・」

小枝子はペニスから口を放すと、先ほどまで萎れたペニスで隠れていた睾丸を左手に取った。だらんと垂れ下がったそれを手のひらに収め、親指の腹でコリコリとマッサージをするように指圧する。

「ふふっ」

顔を歪め、唸る夫に小枝子は笑みを漏らす。

「両方はかわいそうだから、片方だけにしてあげる」

俯き加減に夫にそう告げる小枝子。

礼二は彼女がいったい何のことを言っているのかわからず、ぽかんとしていた。しかしその次の瞬間、衝撃が走った。

「っあ・・・くっ!」

小枝子の右手で摘ままれたマチバリの先端が、彼の左の睾丸に突き立てられていた。

「さっ、小枝子・・・いったい何を!?」

礼二は一瞬、自分はまだ寝ていて、これは夢の中の出来事ではないのかと思った。

しかし、現実に彼を苦しめる激痛が、夢でないことを物語っていた。

小枝子はいったい何をやっているんだ、なんてことをしてくれてるんだ、早く止めなくては・・・・。しかし、止めようにも彼の両手は拘束され、身をよじることしかできない。

「小枝子・・・やめて、ああっ!!!」

礼二の切なげな声、彼女はそれを尻目に、睾丸に突き立てたマチバリを根元まで押し込む。

ビクンと彼の体が、腹を突き出すように跳ね上がる。

「あまり動くと、ほかのところまでに刺さっちゃうわよ」

小枝子は淡々とした様子で、新しくマチバリを摘まみ、その鋭い先端を陰嚢に突き立てた。

「いぎゃああああああ!!!!」

プツッと嫌な感触がして侵入してくる冷たい針が、彼の大事なところを破壊しながら突き進む。愛する妻の白い手の中で、彼の大事な部分が痛みと恐怖に身を震わせる。

「もっと奥まで・・・」

そこがどれほど大事なところかを知りながら、小枝子は容赦なく、針を根元まで押し入れる。

3本目・・・」

「やめ・・・て・・・、もう・・・」

「ンッ・・・」

「ああああああっ!!!」