「ダメ、小枝子・・・ダメ・・・」

「あら貴方・・・、貴方のモノが萎れて邪魔だわ」

睾丸を隠すように萎えてうなだれた彼のペニスを突きながら、小枝子は困ったように言う。

「あっ・・・」

無理もない。男の泣き所に針など刺されては、一物も元気をなくす。

「ホント、だらしのない人」

小枝子はそういうと、身をかがめ、亀頭にキスをした。

「ちゅっ・・・、ちゅぱっ、んっ・・・」

そして器用にそれを咥えると、力強く吸い付き、その身を起こさせた。

ねっとりとした舌が、亀頭を這いずり、刺激する。

じゅぽっ、じゅぽっとカリの部分をすぼめた唇でしごきあげる。

奥深くまで咥え、彼を責めたてる。

「ああっ・・・」

彼の弱点を知り尽くした小枝子の巧みな口淫に、彼のペニスが再び勃起する。

妻の性技に彼は痛みも忘れ、うっとりとする。

「ちゅぱ・・・」

つうっと糸を引きながら、彼女の口がペニスから離れる。

「気持ちいいの?」

小枝子はパンパンに膨れ上がった夫の亀頭を指の腹で撫で回しながら尋ねた。

「あっ、あっ・・・」

礼二はその問いに答えることができずに、ただ身を震わすばかり・・・。

「ふふふ、可愛い子ね・・・」

小枝子はにっこりと笑みを浮かべたまま、マチバリを手に、また彼の睾丸をいたぶる。

「・・・っ!!!」

妻の口淫の余韻に浸っていた彼は、突然の激痛に、自分の置かれた現状を再認識した。

まさに天国から地獄。つい数秒前まで自分の一物を咥えていた妻が、今はにっこりとほほ笑みながら、睾丸に針を突き刺しているこのおかしな状況。

彼は歯を食いしばり、必死に彼女から逃れようとする。

逃れられはしないのに・・・。

「暴れないの」

小枝子は新しく手に取ったマチバリを彼の睾丸に狙いを定め、一気に根元まで押し込んだ。

「あがっ!」

礼二はピンと背筋を伸ばし、硬直する。

「そうそう、いい子ね」

「お願いやめて、小枝子・・・」

今にも泣きだしてしまいそうな礼二、その顔は幼い子供のようでどこか頼りなく、佐代子の母性本能をくすぶった。

「好きよ、あなたのその顔・・・」

性に奥手な礼二は夜の営みの際、彼はいつも小枝子に主導権を握られ、されるがままだった。小枝子はそんな彼の切なげな顔が、快楽に悶え耐えるその切なげな顔が大好きだった。

「もっと見せて頂戴」

続けて突き立てられるマチバリ。

礼二は体を弓なりに反らせ、悲鳴を上げる。

小枝子はそんな彼の様子をうっとりとした表情で見つめる。

「次はどこに刺そうかしら・・・」

プツッ、プツッと刺さってマチバリ、その鋭い先端が睾丸にめり込むたび、礼二は泣き叫ぶ。そして小枝子は、そんな彼の反応を楽しむように、一本一本ゆっくりと突き刺してゆく。愛する夫の睾丸が壊れていくさまを、その感触を、その手で確かめるようにゆっくりとゆっくりと。