「あれは去年の話です。私が高校に入学して一週間目のこと、私、同じ学校の先輩から告白されたんです。入学してたった一週間しかたってないのに、何の面識もない上級生からですよ。その時私、断ったんです。だって見も知らない人からいきなり告白されても・・・」

「そうなんだ」

「でもその人、何回も何回も告白してくるんです。それで私・・・、まあ、彼も結構かっこよかったし・・・」

「OKしたんだ?」

「はい・・・。ハンサムだったし、なんだか優しそうな人だったので・・・。けど、それは間違いでした」

「間違い?」

「はい。私たちが付き合うことになって初めてのデートのとき、彼ったらいきなりラブホテルに行こうって言って、私を無理やり連れて行ったんです。当然私は断ったんですけど、半ば強引に・・・。優しそうな人だと思ってたのに、すごく裏切られた気分でした。結局彼、最初から私の体目当てだったんです」

「えっと、それからどうなったの?」

僕がそう尋ねると、彼女は右手を顔の前まで持ってきて、何かを握りしめる様な仕草をして言った。

「もちろん、お仕置きしてあげましたよ」

「・・・ごくっ、どっ、どんな!?」

「ふふふっ、そんなに焦らないでください」

「あっ、ごめん・・・」

「ふふっ、あの日、私は彼に無理やり押し倒されたんです。彼ったら私がやめてって言っても全然やめてくれなくて、それどころかズボンを脱ぎ捨ててギンギンになったオチンチンを私に晒してきたんですよ。“これが君の中に入るんだよ”とか気持ちの悪いことを言って」
彼女はそう言って、ぷうっと可愛らしく頬を膨らませる。
「私、頭にきたので、彼のタマタマを思いっきり握りしめたんです」

「・・・」

「彼が私に覆いかぶさってチューしようとしたときに、思い切りギューって」

彼女は顔の前で右手首をひねり手の平を天井の方にして、まるで手の中にある何かをひねり上げる様な仕草をした。

「うっ・・・」

僕は思わず股間を抑え、前かがみになった。

彼女はそんな僕の仕草を見て、目を細めて微笑み、話を続けた。

「男の人のアソコを直に触ったのなんて、初めてでした。生温かくて、皺だらけなのに、表面はつるつるしてて。男の人の一番大事なところがあんな軟弱そうな袋の中に入ってるだなんて、とても信じられませんでした」

「えっと、彼の反応は・・・」

「すっっっごく痛そうでしたよ!」

「そっ、そう・・・」

「すごいと思いませんか? 私みたいなか弱い女の子が男の人のアソコを握りしめるだけで、男の人は何もできなくなっちゃうなんて・・・」

彼女はうっとりとした表情で続ける。

「私の手の中でブヨブヨの分厚い皮の中にある男の人の大事な大事なタマタマが、ぎゅっぎゅって潰されて、ぐりぐりって捻られて・・・。鋭い爪先がゴリゴリって抉るようにめり込んで、表面をガリガリ引っ掻いて・・・。男の人の大事なところが私の手の中で、少しずつ、少しずつ壊れていく」

「はあ、はあ・・・祐美ちゃん・・・」

僕はいつの間にか、息を荒げ興奮していた。

「ふふふっ、ついさっきまで私を犯そうと息を荒げていた彼が・・・、今や私の手によって男として信じられないほどの激痛に苛まれて・・・。男の人なのに、私みたいな力の弱い女の子になすすべもなく、その小さな手のひらに翻弄されて・・・。ふふっ、想像できますか、あの時の彼の苦しそうな表情が・・・」

心なしか彼女は興奮気味のようで、頬を薄紅色に染め、熱い吐息を吐きながらしゃべっている。

「“ごっ、ごめんなさい。お願い、放して・・・”なんて言って、私の手を引きはがそうとするんです。でも、そのたびに私は力をこめて、彼のタマタマを苛めてあげるんです。そしら彼の体がびくっびくって痙攣して・・・、ふふふっ、面白いですよね。指に力をこめるたびに、彼が子供みたいに泣きながら震えるんですよ。まるで玩具みたい」

彼女のうるんだ瞳が僕を見つめる。

僕は息を飲んだ。

「そのときからかな・・・、私気づいたんですよ」

「何に?」

「私、普通に女の子じゃないんだな・・・って」

「っていうと?」

「ふふふっ、男の人のアソコを苛めるのが大好きな、変態さんってことです」

彼女はとびっきりの笑顔を僕に向けた。

「そっ、その後、その彼はどうなったのかな・・・?」

僕は彼女のその笑顔にドキッとして、目線を反らした。年下の、しかも自分の半分しか生きていない女の子にドギマギしていることを悟られては、年上の男の威厳が丸つぶれだ。

まあ、股間を責められるのが好きな変態野郎がこんなことを心配するのは変な話だが。

「気絶しちゃいました、ぶくぶくぶくぅって泡を吐いて。それ以来、彼、私を避けるようになっちゃいました」
彼女はふふっと、ニヒルな笑みを浮かべる。
「でも、男の人のアソコって小さくてぶよぶよやわらかい割に、結構頑丈だったんですね。あの時本気で握り潰すつもりだったのに、私の握力じゃ無理でした。思いっきり握りしめて結構平たく潰れていたのに・・・。あ~あ、本当に潰したかったな。こう、グチャグチャッて・・・」

僕の顔の前で、彼女は人差し指と親指の腹で何かを擦り潰すような仕草をした。