告白 後編

 

「なんで・・・、僕のこと、好きじゃなかったの?」

彼は、玉潰しに夢中になる彼女に問いかけた。

「はっ?」

彼のその問いに、霞の顔が曇る。

「お前バカか? 私がアンタみたいな気持ち悪い奴、好きになるわけないだろうが!」

霞は彼の睾丸を両手で包み込み、力いっぱい握りしめた。

「ああああああっ!!!」

信じられないほどの激痛が彼を襲う。

「いつも私の後を目で追って、しかも告白までしやがって・・・」

彼女はさらに力を込める。

「絶対に許さない!!!」

ぶちっ・・・、彼女の鋭い爪先が、陰嚢を突き破った。

「ぎゃああああああ!!!!!!」

彼女の手が真っ赤に染まる。

「え? なにこれ? すごいすごい、袋が破けちゃった」

怒りに歪んでいた彼女の表情が、ぱあっと明るくなる。

袋の中身のぐちゅぐちゅした部分を爪先で引っ掻きながら、きゃっきゃとはしゃぐ。

「ふふふ、去勢まで秒読み段階だね」

彼女は嬉しそうに微笑む。

対して彼は、苦渋の表情。必死で彼女の手を引きはがそうとするが、弱点を握られているため、力が入らない。「手じゃま~」と、軽くあしらわれる。

「ふふふ、すごく痛そう」

力いっぱい握り絞めた両手をゆすりながら、感嘆の声を漏らす霞。

「ねえ、どんな気分、好きな女の子に大事なところを潰される気分は?」

霞は悪戯っぽく微笑むと、爪を立て、男の睾丸を押しつぶしてゆく。

やめて・・・、彼は涙ながらに懇願する。

「だめ、今日で君は男の子じゃなくなるんだよ」

「そっ、そんな・・・・なんでこんなに、ひどいことを・・・。こんなに・・・痛いのに」

「へえ、そう? 痛いんだ? でも、私は痛くもなんともないし」

なんという女だろう。

彼は後悔した。

なんでこんな女を好きになんてなったのだろう?

まさかこんなひどい女だとは思わなかった。

可愛くて誰にでも優しい、本当に素敵な女の子だと思っていたのに・・・、彼は見事に裏切られた。

そして今、男の根源すらも奪われようとしている。

「この・・・、くそ女・・・、このことをみんなに・・・言ってやる」

「クスッ、言えば? けど、あんたと私、みんなはどっちの話を信じるかしらね?」

「うっ・・・、地獄に・・・落ちろ・・・」

「アンタがね!!!」

霞はそういうと、一気に両手に力を込めた。

「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!」

ぶちっ・・・霞の手の中で、男の睾丸が形を失った。

同時に赤く染まった精液が放出され、霞の体を汚す。

「あっ・・・ああ・・・」

霞はうっとりとした顔でそれを受ける。

真っ赤に染まった手で、潰れた睾丸をすり潰し、彼の最後の精液を絞り出す。

「あっ、あっ・・・」

ありったけの精液を吐き出すと、彼は力なく崩れ落ちた。

赤く染まった股間を抑えることもできずに、びくびくと痙攣する。

「これで、終わりなんだね」

霞はもがき苦しむ男を幸せそうに見つめていた。