双子の姉妹 前編

 

 

僕には2人の妹がいる。

姉の春香と妹の千秋、2人は双子で今年中学に上がったばかり。

こんな年齢になっても、僕のことを慕ってくれる。

とてもかわいいい妹たちだ。

 

「ちょっとお兄ちゃん、また私たちの下着でエッチなことをしたでしょう」

バタンと乱暴にあけられた扉、そのにいたのは春香。

腕組みをし、軽蔑のまなざしで僕を見ている。

「ほんと、最悪だよね~」

春香の後ろから、彼女より少し背の低い千秋が顔を出す。

「変態」

2人の女の子が、僕のことを攻め立てる。

読みかけの漫画を机の上におき、上半身をひねって、彼女らの方を向いた。

「そっ、そんなことしてないよ」

僕は内心、また始まったと思いながらも、焦った様子で彼女らに対応する。

とりあえず、変に怒らせると後がめんどくさいから、下手に出て様子を伺うとしよう。

「ほっ、ホント、やってないから、お兄ちゃんのこと信じてね」

僕はそう言って、顔をひきつらせながらニッコリとほほ笑む。

我ながらに気持ち悪い。

当然妹たちはそんな僕のひきつった笑顔を見て、「キモッ!」の一声。

いいんだいいんだ・・・。

そんなことをやっているうちに、春香がズカズカと部屋の中には来た。

「いいから立て!」

春香は僕の肩を掴み、立たせる。

「食らえ!」

彼女の膝が僕の股間に突き刺さった。

メリメリッという不気味な音が聞こえた気がする。

きゅっと、気道が閉まり、息が合できなくなる。

「食らえ!」

続けざまに、千秋が倒れそうになる僕の体を抱きかかえるようにして、膝を叩き込む。

「ぎゃっ!!!」

彼女の膝に睾丸ごと押し上げられ、僕の体が宙に浮く。

彼女の膝と僕の体との間で、僕の一番大事なところが平らになっているのを感じて、激しい吐き気を覚える。

痛いなんて感覚はとうに通り越している。

この娘たちはなんてひどいことをするんだ・・・。

男のココを一体、なんだと思っているんだ。

「ああっ・・・、痛・・・い・・・」

彼女らは地面に丸まって、股間の激痛にさいなまれる僕を指刺し、楽しげに笑っている。

「うわぁ、なんか丸くなっちゃってる。それに泣いてるみたい」

「ほんと、すごく痛そう」

「あんなのついてなくてよかったね、千秋」

「ふふふ、ほんと、そうだね。お姉ちゃん」

ひどい、ひどすぎる。

こんなに痛いのに、なんて残酷なんだ。

男の大事なところを思いっきり蹴り上げて、男をバカにして、女ってなんて残酷なんだ。

僕はきりきりと痛む股間を抑え、ただひたすら痛みが引くのを待つしかなかった。

「潰れちゃったのかな」と春香が、僕のズボンを脱がし、下半身が露わになった。

「うわー、きったな~い」と千秋。

春香はそのまま、僕の睾丸に手を伸ばし、袋の中身を確かめるように握った。

「ああっ」

「んー、なんか脹れちゃってるけど、潰れてないみたい」

「なーんだ、残念」

残念はないだろう、千秋。

「じゃあさ、これから潰しちゃおうよ」

「そうだね、こんな変態の金玉なんて、潰しちゃおうよ」

2人は何やら恐ろしいことを言っている。

本当に恐ろしい娘たちだ。