人生オワタ 第4話

 

「こんなことして・・・、ただで済むと・・・」

「は?」

「訴えてや・・・」

「アンタ馬鹿?」

男が言い終わるより前に、私は男に吐き捨てた。

「アンタは私の胸を触ったうえ、私を犯そうとしたんだよ?」

男がびくっと震える。

「被害者は私、私は乱暴する男に抵抗しただけ」

私はそういうと、ブラウスの胸元を乱暴に引っ張り、破いた。

自慢の胸が男の前にさらけ出される。

男は私の胸を食い入るように見ている。

こんな状況だってのに、男って本当に・・・。

「私は私を犯そうとする男が怖くて、我を忘れて男に反撃した」

私は続けてスカートを破いた。

「必死の抵抗の末、誤って睾丸を潰してしまった」

ショーツを引き下ろすと、つうっと愛液が糸を引いた。

やだ、私ったら、男の大事なところを潰して感じてしまったんだ。

変な性癖に目覚めちゃったかも。

「むぐっ・・・」

私は男の顔にアソコを押し付けた。

男の血と唾液と、私の愛液が混じり合う。

「ふふふ、クンニまでされて、私は怖くて怖くてたまらなかった」

男の鼻先で私の敏感なところ刺激され、私はビクンと体を震わす。

「だから・・・!!!」

ぶちん!!!!!!

私は彼のたった一つ残った玉を思いっきり踏み潰した。

これですべてが終わった。

この冴えない男の人生を、私が終わらせたんだ。

見ず知らずの女の私が・・・。

私は体の奥底から込み上げてくる快感に身を震わせた。

「俺の・・・、終わった・・・ガハッ・・・」

血反吐を吐いて崩れ落ちる男。大きく目を見開かせ、驚愕に満ちた表情が、彼がどれほどの苦痛を味わったのかを物語っていた。

罪悪感は湧かなかった。

この男は女の敵、きっと、今までにたくさんの女の子を泣かしてきたレイプ魔だ。

私はそんな犯罪者を断罪しただけ。

世の中のすべての女性は、皆例外なく私の味方になってくれるはず。

そうだ、あのセクハラ上司の玉も潰してやろう。

女子社員の恨みを晴らしてやろう。

そう、今日みたいに色仕掛けで誘って、そして襲われそうになったところを去勢してやる。

何の問題もない。

皆、私の味方になってくれるから大丈夫。

だって私は、か弱い女の子だもの。